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平成24年9月号 Vol.552
掲載日付:2012年9月1日
掲載日付:2012年9月1日
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昭和の始めまで、雨が少ない時には、宮年寄りが素麺を食べるとか、お宮さんの碁石を洗うとかで、雨が降るように願かけをしてきました。
それでも雨が降らない時は、神野山の裾の五か大字から松明を持って、法螺貝を吹いて太鼓をたたき「雨たもれ、たもれ」と言いながら山頂まで登り、山頂で松明を燃やして雨乞いをしていました。この雨乞いで、三日のうちに雨が降ると、村中でみ仏様に「一荷餅」を持ってお参りしました。
それでも雨が降らないときは、最後の手段として、弁天池の奥にある「鏡池」の水を換えると大雨が降るという言い伝えがあります。
ある時、「鏡池」の水を換えた人がいて、その後、伏拝だけに大雨が降ったことがありました。
村の中を流れる小川の水が溢れて、段々の田んぼの畦から、滝のように水が流れていました。この時、奥山から流れてくる水は澄んでいて、伏拝の村の中を流れる川の水だけが濁っていました。
村の人たちは「龍が天上した」(弁天池の龍が天に昇った)と言い、それ以後、「鏡池」の水を換えると大雨になると言って、どんな干ばつになっても、手をつけたことはありません。
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