令和6年第2回山添村議会定例会の閉会にあたり一言ご挨拶をさせていただきます。
6月10日から開催されました議会定例会も本日で最終日となりました。
この間、総務常任委員会、文教厚生委員会、で慎重審議をいただき、本日すべての案件に関しまして、ご承認いただきました。誠にありがとうございます。今回ご承認いただいた補正予算について、早急に執行していく所存です。
さて、令和6年度が始まり、2か月半が過ぎました。
今年度の具体的な取り組みとして、
一つは、伊賀市方面行の村営バスの運行があります。この2か月の一日当たりの平均は、20人と当初の予想より多くの方が利用されています。
二つ目は、村内巡回バス2系統の運行です。コミュニティバスと連携して村民の皆さまの交通手段として運行させていただいていますが、コミュニティバスに比べて、利用度は今のところ低い現状です。
三つ目は、4月から開園しました山添こども園です。新しい施設で慣れない面はありますが、園児たちは、元気に登園しているようです。教室環境を覗くと、保育士さんや園児たちの頑張りが良く分かります。併設している家庭支援センターには、土日でも村内外の方が多く利用されています。今後も子育て世代の交流の場となればと思います。
四つ目として、YAMAZOEオーガニックスクール開校式の報告です。今年度から本村は、国の「有機農業産地づくり推進事業」を受けて、既存の有機農業実施者の協力を得ながら村に有機農業を紹介し、広めていく計画です。また、山添分校を有機農業が学べる学校、高校生と一般の方が一緒に有機農業を学べる学校にし、有機農業の推進を通して山添分校の活性化、山添村の活性化を目指します。その舞台となるのが、「YAMAZOEオーガニックスクール」です。先週13日、そのYAMAZOEオーガニックスクールの開講式を行いました。当日は、38名の応募があったのですが、フタを開けると村内外78名の参加者があり、大いに盛り上がりました。昨年度オーガニックビレッジ宣言をされた天理市の並河市長、三宅の森田町長、和歌山県かつらぎ町中阪町長や伊賀市、広陵町の職員さんも参加いただきました。この取り組みは、一般社団法人「みんなとふるさと」代表 伊川健一さんにアドバイスを頂き、今後進めていきます。分校存続のキーポイントと考えています。どうか皆さん、ご協力をお願いします。
昨年5月に、コロナが2類から5類に移行し、様々な制限が緩やかになりました。山添村も同様に、今まで自粛していたものを解禁にする動きが出ています。集会もその一つですね。就任以来、依頼があれば地域に出かけ、村のことについてお話をさせていただいています。私としましては、より多くの地域や団体の方々とお話したいと考えています。区民の皆さんの生の声をお聞きできるのを楽しみにしています。大字や団体の皆さん、よろしければ、どうぞ声をかけてください。お待ちしています。
いよいよ梅雨に入ります。昨年は、6月初めに大きな被害がありました。今年度も線状降水帯の発生で被害の出た県もあります。村としましては、昨年の東山地区に続き、今年度は、西豊地区での防災訓練を実施します。今後も緊急災害時における避難訓練を順次進めていきます。何よりも村民の皆さんが安心安全に過ごせるよう取り組んでいきます。
どうか、今後ともご支援とご協力をお願いいたします。
終わりになりましたが、村民の皆さんのご健康とご多幸を祈念しまして、閉会の挨拶とさせていただきます。議員の皆さん、窪田代表監査委員さんありがとうございました。